あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

四季まつり(旧・いよやかの郷)宿泊

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大阪いらっしゃいキャンペーンの恩恵を受けたい、そしてこの際どっか骨休めに泊まりに行きたい、という気持ちから大阪府岸和田市にある「四季まつり」に一泊しに行きました。4年前までは「いよやかの郷」という名称でした。市から指定管理者へ業務移管されたのです。いよやか時代はよく温泉に来ていましたが、宿泊は初めてです。

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雨上がり、牛滝のあたりはやはり山なので肌寒いです。

授業参観から帰宅した長女を着替えさせ、次女はお菓子やオモチャなどをリュックに詰めてとりあえず出発!17時にチェックイン。フロントスタッフはベトナム出身の方でした。説明がところどころ敬語間違いの日本語でしたが、言いたい事は予測できるので問題なしです。逆に私がベトナムに働きに出たとしたら、何年経ったら普通にベトナム語話せるようになるのであろう、と思うと偉いなぁと脱帽します。

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客室は普通に綺麗で、座椅子が高さがあって楽ちんです。冷蔵庫には人数分の水のペットボトルも。部屋の外は目の前に山、川です。長女は幼稚園時代に遠足でここに川遊びに来ました。夏だと魚獲りや水遊びで楽しめそうです。また、大人・子供全てに作務衣を用意してくれて、これは前がはだけないので、子供にも好評でした。ただ、羽織が大人用しかなかったので、子供は寒くないか心配になりました。杞憂でしたが。

とりあえず部屋に荷物を置いて、大浴場へ。事前調査では「いよやかの郷」から大浴場はリニューアルされて賛否両論のようです。私は綺麗な浴場で、山が見えて気に入りました。もっとフェンスが低くて外が見えたらいいのに、とは思いましたが外(グランピングドームがある)からも見えますし仕方ないです。またフェンスを子供が覗き込んでも怖いですし。いよやか時代は地上から山を見上げる場所に露天風呂があったのでそっちの方が落ち着きはあったかもしれません。

内風呂は貝塚市の滝の湯からラドン温泉を運んできているとか。露天風呂は牛滝温泉で、いよやか時代から馴染みのあるトロッとした泉質で「コレコレー!」と満足しました。

平日の夕方、大浴場も空いていて女湯は私達3人だけ。他は2、3人すれ違う程度でのんびりできました。内風呂の階段を上がると、展望台があり寝そべり椅子がありました。寒すぎて外に出ようという気にはなりませんが。

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お風呂を出てから宿泊者専用のティーラウンジへ。コーヒー、コーラ、カルピス、ジュースなどが飲み放題のドリンクバーがあります。また、新聞も置いていて、大きなテレビではYouTubeも見れます。子供達は喜んでボンボンTVやここなっちゃんを見ていました。次女は最近コーラが好きになり、2杯ほど飲んでいました。ちなみにティーラウンジのみWi-Fiが繋がります。客室は繋がらないというのが少し残念。でも、のんびりするには本当にいい施設だと思います。

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次にレストラン扇で夕食。大人は牛滝懐石、長女は唐揚げ御膳、次女はお子様ランチを注文。丁寧に作られたご飯、全部美味しかったです。最初に梅ワインが出て、テンションが上がりました。

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先付け・前菜。

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お子様ランチを前にいただきますの手を合わせる次女。

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大好きな唐揚げを食べる長女。

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お造り。

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はりはり鍋。2枚しか肉がないのに、1枚を子供達に取られる。

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ブリ照りと金目鯛の幽庵焼き。くわいのカルカン焼きは、ケーキやパンと間違えた子供達に取られる。思ってた味と違う、と微妙な表情をする子供達。返して。

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甘鯛の信州むし。美味しい。

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竹の子、あんこう、舞茸、こごみの天ぷら。酢の物はわかさぎ、紅ズワイ蟹など。全部美味しい。

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桜エビの釜めしは子供達もバクバク食べる。お漬物も美味しかった。

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くずもち、みたらし餅、イチゴ。イチゴは半分子供に取られる。

子供達も、私のはりはり鍋に入っている牛肉を取って食べたり、あんこうの天ぷらを味見したり、桜海老の釜めしを食べたり、お腹いっぱいになったようです。私達大人もお腹が苦しいレベルで大満足でした。もう若い頃みたいに食べられません。しかし、プロがしっかり美味しく作ってくれたご飯を堪能しました。満腹で苦しいけど、幸せです。

夕食後は、私一人で大浴場へ。なんと私以外誰も大浴場におらず、貸し切り状態です。贅沢だけど、ここで私がヒートショックで心肺停止した場合は助からへんがな・・・という不安もあり、長湯せずに上がりました。笑瓶も大動脈解離で急死したし。風呂上がりに瓶の牛乳を買って飲みました。

部屋に戻るとなぜかみんなで金曜ロードショー「怪盗グルーのミニオン危機一髪」を観ていました。声が鶴瓶とすぐに分かりました。そして「ミニオンって何なん?ロボット?妖精?」と子供らに聞いても誰も答えてくれませんでした。よくストーリーも分からず観てたら終わり、何かハッピーエンドでテレビ消して寝ました。

翌朝、朝食前にまた一人で大浴場へ。また私一人です。露天風呂に入るとザーッと牛滝川の流れる音が聞こえて、癒されます。ボーッと過ごすにはいい場所だなぁ、と思います。

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昨夜あんなにお腹いっぱいで苦しかったのに、もうお腹が空いてきます。朝食はバイキング中止で、定食形式でした。ただ、コーヒーやソフトドリンクのドリンクバーがあり、各種パンやパウンドケーキが食べ放題でした。一回和食で食べて、その後コーヒーとパンをたらふく食べました。長女は、パンにバター・はちみつをかけて美味しそうにほおばっておりました。次女はバイキングがないのが不満そうに、ぐずぐず食べていました。

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お行儀悪い次女。

朝食後、また女3人で大浴場へ。また貸し切り状態でした。部屋付き露天風呂みたいやわ、と思いました。広々としたお風呂に入り、ぬるめのお湯なのでじっくり入れます。しりとりなどしながら温まりました。次女も自分で洗髪、洗身ができるようになってきています。

その後、またティーラウンジへ。ここも貸し切り状態なので、YouTubeを堪能しました。コーヒー何杯飲んだことかしら。

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着いた時は曇り空だったけど、帰りは快晴!

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駐車場は広いけど、紅葉の時は混雑しそうです。

11時チェックアウトですが、ちょっと早めの10時半にチェックアウトしました。全体的に満足な宿泊でした。大阪いらっしゃいキャンペーンで宿泊料金は8,000円ほど割り引かれ、そのうえ一人5,000円のクーポンを4枚の20,000円分もらったのでホクホクです。お土産を豪勢に買いました。長女はがっちょの唐揚げ、次女はワッフルクッキー、夫は泉州オーシャンビールを買いました。

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みるる、と名付けられたお散歩犬。牛と思ったら「WAN WAN」と書いてるから犬やな。

帰りに岸和田サービスエリア上りに寄り、またお土産をたくさん買いました。私は村雨やお菓子、長女はキーホルダー2個、次女はオモチャ、夫は梅うどんやおつまみなど。好きなだけ買いなさい、と言っても20,000円はなくならず、7,500円余ったのでこれは後日くら寿司にでも行くことになりました。

近場でも穴場はあるもんだと思った一泊旅行でした。また全国旅行支援とかあれば行きたいなーと思います。