あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

広島旅行その1(呉編)

宮島

2泊3日で広島旅行に行きました。

なんと当日は朝(未明?)4:00起き。5:00に家を出ました。地元5:17の電車に乗るというのに、家を出て少し歩いたところで忘れ物を思い出した私です。荷物のみ夫に預け、ダッシュで家に戻り、ダッシュでまた駅に向かうというしんどい旅のスタートを切ってしまいました。 「持ち物は前日にチェックするべし。」 教訓です。当たり前の事ですが・・・。

 

広島までこだま指定席往復きっぷを使って行きました。大阪市内から広島市内まで往復11,920円。のぞみだと往復約20,000円しますから、安いですね。新大阪7:00発のこだまで出発。広島9:38着。新幹線で朝食に幕の内弁当を食べ、少し寝ました。プライベートで新幹線に乗るのが久しぶりだったので嬉しかったです。でも山陽新幹線はトンネルが多いし、東海道新幹線に比べて景色が単調でやや寂しいです。

呉港

港町

広島に到着してから、呉に向かいました。呉駅から、観光施設までアーケードが続いてるので、小雨が降ってましたが平気でした。 まずはてつのくじら館です。正式名称は海上自衛隊呉史料館と言うそうです。なんと入場料は無料。無料の割に見どころのある施設でした。

潜水艦

実物の潜水艦 掃海の様子などを知ることができます。掃海(そうかい)とは字の通り海を掃除するのですが、対象が単なるゴミじゃなくて太平洋戦争でアメリカが落とした機雷なのです。爆弾です。怖いです。処理中に77人が殉職されたそうです。戦争はダメですね。

 

最後に、実物の潜水艦に入れます。小説で福井晴敏の「終戦のローレライ」や「亡国のイージス」は読んだことあるのですが、まさにそんな世界でした。実際の寝室で横になってみましたが、狭い。潜水艦自体が狭いので空間が有効利用されています。水も節約しなければならず、一人一日15リットル程度の利用だとか。食器洗いも海水を利用し、仕上げだけ綺麗な水を使うそうです。曜日感覚が失われるので、金曜の食事はカレーと決まっているとか。特殊な世界なんだなぁと思いました

 

ここで、正午。7:00に駅弁を食べた私と違い、4:00過ぎにパンを食べただけの夫はさすがに空腹でギブアップとなりました。山陽地区中心に展開されているゆめタウンに向かいます。看板の色が似てるのでイオンの仲間と思ったら、逆でバリバリのライバルらしいです。がんばれ、地元密着企業!

 

ロンフーダイニング呉ゆめタウン店に行きました。担担麺とか麻婆豆腐、揚げ餃子などを食べました。麻婆豆腐は結構辛かったです。そこそこ美味しかったです。平日のお昼だからか、空いてたのでのんびり過ごせました。個人的には冷たいジャスミン茶が飲み放題なのが有難かったです。

大和

大和の巨大模型

戦闘機

戦闘機 午後は大和ミュージアムへ行きました。ここは大人400円。特別展示セット券は800円でした。戦艦、魚雷、戦闘機などが展示されていました。戦争時の写真なども多数あり、当時の様子がよく分かります。沈んだ大和の遺品、遺書などを見ると辛い気分になります。造船技術は優れていたけれども、時代は既に戦闘機主体に移っていた・・・先見の明があった部分と、読めなかった部分と。結構考えさせられる施設でした。見て楽しいものではないですが、また行きたいなと思う施設です。

 

遺品

引き揚げられた遺品

 

重い展示物ばかりでなく、船を造る技術をゲームで学べるブースもありました。これは子供も楽しめそうです。浮力とか、風力とか。物理の勉強みたいな感じです。今はこういう施設も工夫が凝らされていて、老若男女がそれぞれ楽しめるようになっているのは嬉しいことです。

 

お好み焼き

梅しそ広島焼き

 

夜は広島焼を食べにちんちくりん立町店へ行きました。広島焼だけでなく、色んなおつまみを美味しく食べまくりました。満足。最後に揚げもみじ饅頭のアイスクリーム添えを食べました。揚げもみじ美味しかったです。 そういえば、夕方広島駅地下で電球が配られていました。10月21日はあかりの日らしいです。より良い照明について知ってもらいたいという趣旨のようです。なんしか電球がタダでもらえてラッキーと喜んだ私達夫婦です。

 

翌日は宮島→マツダスタジアムで野球観戦です。