あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

3度目のケガ

丸くなって寝るたまお(冬) また、たまお君は野良猫に噛まれた傷ができています。 今回は軽いケガだったので自力で治してもらいます。

かさぶたが剥がれたので発覚しました。もう今年3度目です。

 

猫に噛まれた傷は2つ間隔があいた穴があるので、「あ~あ、牙でやられたな。」とすぐ分かります。年明けの大ケガは、化膿してジュクジュクになったので獣医に連れて行って、大変でした。世話も治療費も・・・。

 

傷口の洗浄・消毒、抗生物質投与、栄養点滴で1日16,000円です。数日通ったので私の懐はズキズキと痛かったです。

 

それにしても、今年3度目ですよ。たまお君。

いつになったら自分が喧嘩弱いって事を自覚してくれるんですか。いや、それとも少しは分かってきたのでしょうか。

 

今までは腕の内側だったので向い傷(敵と正面対決してできた傷)と判定されていましたが、今回の傷は肩の後ろ・背中寄りです。これは、いわゆる逃げ傷(敵から逃げる時にできた傷)です。

 

つまり、今までは敵に立ち向かっていってたが、今回は逃げようとしたと推測できるのです。逃げるが勝ち、そうしてくれた方が私は安心です。ただ太り気味なので逃げ足は遅いようですが。

 

たまお君は野良猫に襲われると大声で私達家族に助けを求めます。

フギャアアアアアォォォオオオ!!!」(訳 : お姉ちゃーん助けてぇぇ!)

 

その悲鳴を聞くと我々はつっかけ履いて玄関から飛び出して行く訳です。

 

ある日、その悲鳴が聞こえてきたので父が救出に向かいました。私は家で待っていました。すると血相変えたたまおが家に駆け込んできました。

 

「ケガはないか?」と心配してたまおの身体を探る私。触って確認・・・

アレ、濡れてる。もしや?でも赤くないし・・・

においは・・・クンクン・・・

げっ。 「く、くさぁ!何あんたこの臭い!何されたんよ!」と聞いても 極度の緊張感からビクビクしているだけのたまお。(しっぽ太し)

 

戻ってきた父の語るところによると、たまおは喧嘩に負け、野良猫に小さいドブに押さえつけられていたそうです。くさいのはドブ水だったのです。それを聞いた時多少情けないという気持ちはありましたが、たまおが無事こうして戻ってきてくれる事の方がありがたいと思いました。

 

負け犬ならず、負け猫バンザイ!これからも逃げるが勝ちを実践してもらいたいと思います。猫自慢の反対(猫自嘲?)でした。