あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

What's Michael? ホワッツ・マイケル?

新装版 What’s Michael?(1) (モーニングコミックス)

 

チコ

これはうちのチコちゃん。

私はマンガが大好きです。 これから勝手に私のコレ面白かったなぁと思うマンガを紹介していきます。

 

・「What's Michael?」 小林まこと

「What's Michael?」を、初めて読んだのは小学校の頃です。連載期間は1984年から1989年だそうです。 猫はずっと身近だったのでこれを読んで「その仕草、あるある。」とか思ったものです。さすがに実際の猫は踊りませんけど。一話読み切りのマンガで気楽に読めるし、何回読んでも面白いです。全体的にほのぼのしてます。猫が擬人化されていて、人間と同じ事してます。最近友人が入院した際に暇だと言うのでこのマンガを全巻貸したら、その友人の親まで面白いと言って読んでいたそうです。そんな話を聞くとマンガ好き冥利に尽きますね。

私の好きなシリーズは、猫好きのヤクザKと猫嫌いのヤクザMの話です。ヤクザKは普通はヤクザは犬を飼うものなのに、猫を飼っています。そして「猫の手帖」を毎月買っており、地方の猫友達と文通しています。敵対する組のヤクザが殴りこみに来て、猫と一緒に寝てる所を見られたらどうしようと悩んでたりします。

一方ヤクザMはこの世に怖い物などない人間なのに、猫だけは鼻水が出るほど怖いというキャラです。そして敵のヤクザKへ殴り込みに入った時Kが猫と一緒に寝てたらどうしようと悩んでたり、自分の女が猫を飼い始めてしまい、どうすれば猫が自分に寄ってこないか考えてたりします。このヤクザKとヤクザMは敵対する組のヤクザ同士なのですが、実際に会って対決する話もあります。 (『What's Michael?3』Vol.62 壮絶!ヤクザKvs.ヤクザM!!)

この話はヤクザなのに間抜けで、つい笑ってしまいます。

もうひとつお気に入りシリーズは、何故か猫やその他の動物に好かれてしまう男の話です。(Vol.23 ある夜のでき事、Vol.39 猫の館、Vol.125 昼さがり、Vol.151 愛に包まれて)

この人のどこに魅力があるのか?とか、羨ましい!とか思ってしまいます。 最近2003年に発売された『ホワッツマイケル?9巻め』を買いました。新刊が出ていたとは知らなかったもので。1~8巻を読んだ事ない人でも普通に面白いとは思うのですが、やはり1巻から読んだ方がより面白いと思います。この9巻自体、ファンの要望があったから無理やり出したんでしょうか。しかし8巻までとは別物な感じがしたのが、昔からのファンにしては寂しいところでした。オススメは、やはり1~8巻です。読んだ事ない方は、機会があらば是非どうぞ。

小林まこと 他に読んだ作品:柔道部物語