あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

おいおいピータン!!

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これはコロナ禍に暇を持て余して1巻を衝動買いしてから、面白さにすっかりハマってしまった作品です。それまで、伊藤理佐は「吉田戦車の奥さん」で、『おかあさんの扉』とか『女のはしょり道』とか自虐ネタ使いのエッセイ漫画家と思っていたのですが、「それ以外の方が面白いじゃん!」と驚いたのです。私が気づくの遅かっただけですが…。 主人公含め、当時人物に同世代の中年が多く、それなりに経験を経ての「あるある」とか「なるほど」と言った、世間話しているような気楽な面白さがあります。時にはピリッと注意!的な話もあり。 大森夫妻のほのぼのさ、時々出てくる猫話も癒されます。エッセイでは手抜き絵かと思ってた絵も、こうして読むとこの線で表現するのは才能だな、と実感したり。伊藤理佐の実力を今更思い知ったという感じです。

 

なんか、読んでるとたまにトシオがカッコよく見える時ありますもん。人間、外見じゃなくて中身大事、て言われてるような。 ずっと読み続けたいと思います。気楽に読んで楽しい作品、オススメです。

 

カバーも可愛いです!

 

おいおいピータン!!(4) (Kissコミックス) Kindle版