あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

初の入院生活その3(出産当日)

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二人部屋の病室へ移動したのは正午。

 

 

二人部屋と言ってももう片方が空きなので個室みたいなものです。ちょうど昼食の時間。私が通った病院は食事が美味しいと評判でした。それも産院選びの要素の一つでした。どれも美味しく、食事の時間(8:00、12:00、18:00)を楽しみに待っていました。

 

昼食は春巻。看護師さんが私が飲み物ポカリしか持っていないのを見て、「ご飯にはお茶がいいですよね。」といってわざわざお茶を買ってきてくれました。親切にされて感動です。

12月05日昼食

 

夕食は白身魚のホイル焼き。夜食にと小さいパン付き。

12月05日夕食

 

美味でした。部屋まで持って来てくれるのも嬉しいです。部屋も綺麗だしホテル暮らし気分になります。しかし母子同室なので赤ちゃんの世話は24時間休みなし。そこだけはとても大変です。また悪露が大量に出るし、会陰切開の傷も少し痛むので油断できない状態でした。

 

夫は仮眠をとりに一時帰宅し、14:00頃にまた病院に来ました。早くも娘にメロメロです。ビデオカメラで寝ている姿をナレーション付きで撮影していました。昨日今日と夫もさぞ疲れたことでしょう。

 

落ち着いた頃、助産師さんが部屋に。私も年はいってますがピカピカの新米お母さん。

 

助「オムツの替え方わかりますか?」

私「いいえ。」(替えた事なし)

 

そこから教えてもらいます。ちょうどうんち(胎便)していました。おしりの拭き方が結構難しいです。さらに母乳の飲ませ方。これも母子のタイミングを合わせるのが難しいです。泣く赤ちゃんのあやし方、抱っこの仕方、げっぷの出させ方など、色々教わる事だらけです。

 

最初は私も恐々抱っこ。夫はさらに恐々で危なっかしい手つきです。早く慣れていかなければ。

 

教わる事がいっぱい、赤ちゃんは泣く、おっぱいを吸わせないといけない。ハードな入院生活が始まりました。

 

合間に出産報告メールを友人知人に送ります。病院近くに住む友人が、病院まで来てくれてミカンを差し入れしてくれました。色々な方におめでとうと言って頂き、幸せ気分。皆様にご心配をおかけしました。

 

夕食を食べた後はひたすら授乳。合間に出生証明書の説明、入院生活の説明などあり結構忙しいです。この日はシャワーも無しです。

 

テレビは二人部屋なのでイヤホンでしか音が聞けません。FNS歌謡祭で久保田利伸が「Bring me up!」を歌っていたので見ていました。

 

バタバタしてるうちに消灯時間。初めての育児。不安いっぱいながらもオムツ交換、授乳を夜通しやりました。そうです、夜中全く赤ちゃんは寝ませんでした。ホルモンか何かの関係で夜中(AM4:00頃がピーク)が一番元気だとか。

 

寝たいのに、寝れない。辛いです。明け方近く、結局私のベッドで添い寝して2、3時間寝てくれたようです。8:00の朝食配膳で起きました。

 

これから出産の幸せハイテンションも落ち着き、ジワジワと育児の大変さを実感していくことになります。