あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

赤星選手の引退

たまお

泣いちゃいますの図。

赤星憲広選手が引退を表明しました。寂しい限りです。野球界の中でも特に尊敬していました。

このシーズンオフはプロ野球選手の引退が相次ぎました。体力が落ちたりレギュラーがとれずモチベーションが維持できなかったり、ケガ続きだったりと理由はいろいろ。何人か引退セレモニーを私も球場で見ましたが、なにせ私が野球を見始めたのはここ数年。今年引退する選手の現役時代、最盛期を知らない訳です。立浪、秀太、木村拓、小宮山、緒方・・・。中日の井上、去年なら清原など引退セレモニーを見ても、ファンの反応を見てすごい選手だったんだなぁと推測するばかりでした。彼氏は横で感慨深く見ていましたが、私は傍観者。感動はすれど、実績を知らずに引退の感慨がなく。

しかし今回の引退は違います。2007年から甲子園で見てきた赤星がまさか引退するとは・・・。リハビリ順調かと思っていただけにショックです。そして早過ぎる。今年9月12日の横浜戦は観に行ってたんです。あのダイビングキャッチもライトから見ていて・・・。私も軽いヘルニア持ちですから、正直「あ、やばい!」と思いました。神経が切れてたらそこで終わりです。そこまでして赤星にこれ以上野球をさせるのも心配で見てられません。今回の引退もやむを得ずと納得しました。

でも、寂しいですねぇ。初めて実感しました。特に赤星はもう一度優勝を狙う志半ばです。まだ若いし。体を酷使して我々に素晴らしいプレーを見せてくれてたんだなぁと感謝の気持ちです。赤星の何球もファウルで粘ったり、盗塁決めたり、着実にヒット打ったり、センター守備でヒットを阻止したりする姿はプロ魂を感じさせてくれました。甲子園に通い出す前は赤星というと、「優勝の時レイザーラモンHGの格好してた色が白い人」という認識しかなかったのですが。懐かしいなぁ。

甲子園で赤星がもう見れないのは残念無念。赤星ラーメンも、もう食べられません。しょんぼり。ファン感謝デーで見たのが最後です。行けて良かったと思います。赤星がいないと阪神もやばいです。あぁ、残念・・・。

でも、これが赤星の完全燃焼した結果と思い、あとはのんびりヘルニアを治してもらいたいです。そしてサポートしてくれるお嫁さんももらって(余計なお世話か)。やがてはまた指導者として球場に戻ってくるかもしれないとか期待しつつ。野球に興味なかった時はこうした一流選手の凄さを知ることもなかったと思うと、野球に縁があってよかったのかなとも考えたりします。

赤星選手、お疲れ様でした。ありがとうございました。