あるたま草

毒にも薬にもなりません。のんきな毎日のひとりごと。

阪神-ソフトバンク

甲子園ナイター

 

わざわざ有休とって甲子園に行きました。

 

なぜ?それは、ある気になるプロ野球選手が甲子園にやって来たからです。それは、後で述べるとして、この日はソフトバンクの選手は南海ホークス復刻ユニフォーム着用でした。ファンも南海ホークスカラーの緑です。

 

レフトの応援席には緑の応援団の団旗やファンのメガホンが目立ちます。私の母も南海ホークスファンだったのものですから、この日に行くというと羨ましがっておりました。南海電車からそういえば、難波の球場見えてたなぁ・・・と私などはぼんやり覚えている程度なのですが、上の世代にはかなり懐かしいようです。前の段に座っていたご夫婦は50~60歳かと思いますが、南海とソフトバンクのメガホンを持って応援されていました。やはり大阪に根強いファンがいるのだなぁと思いました。応援歌も南海時代のものを使っていたらしく、昔を知る人は本当に懐かしがって感動していました。

 

こうして野球をよく観るようになって、「もし、南海ホークスが今も難波にあったら・・・」と仮定すると絶対応援していたに違いないと思います。南海電車一本で行けるし。そう思うと球団売却、移転、統合というのは、本当にファンや地元の人間にとっては辛いものであるんだなと心情として理解できます。上の人にはしっかりして欲しいなぁと思います。色々大変なんでしょうけど、球団経営はまずファンありきですよね。

 

南海ホークス復刻ユニフォーム

そんなこんなで勢いにつられて買ってしまった復刻ユニフォーム。

 

で、肝心の試合はというと、ソフトバンクが2点先取したのですが、新井のホームランで追いついて、あとは満塁から鳥谷のデッドボールで3-2、桧山が打って5-2で阪神の勝利でした。延長やだなぁと思ってたら8回裏できっちり勝ち越す阪神、強いです。守備ではバルディーの横っ飛び、打撃では新井のホームランにしびれました。満塁勝ち越しがかかる場面で、鳥谷がデッドボールになったのも、普段なら「きゃー大丈夫?」と心配するのですが、当たった場所がマシな所だったし、喜んでしまいました。桧山の集中力もすごいなぁと思いました。あとは、赤星がちょっと首かな?痛そうにしてたのがちょっと気になりましたが。

 

普段と違う雰囲気の甲子園で、いい試合見れて、阪神勝ったし満足です。

 

で、この日もうひとつ注目していたのは、この選手です。

 

川崎宗則

ソフトバンク川崎宗則選手。

 

2007年12月の北京五輪アジア予選・韓国戦で初めて見てから(遅っ)、「なんだか目を引く選手だな」とは思ってたのですが、よくよく見るとかなりの男前。しかし見かけとは裏腹に熱血漢で野球に対してかなり真摯な感じ(ネットや野球雑誌で見る限りの判断ですが)、でなんだか個人的にファンになってしまいました。眼差しがいいですよね。もちろんこの日も阪神をめちゃめちゃ必死に応援したのですが、試合前だけは川崎ファンになって撮影する私でした。でも阪神のジャージ着用。ホークスファンにしばかれそうです。しかし、川崎選手の人柄は人を惹きつけてやまないですね。「川崎さーん!」との呼びかけに手をあげて応えてからベンチに戻られました。阪神のMVP発表にも拍手したり、選手紹介で脱帽したり、見ていて清々しいです。試合中は足も速かったです。でも阪神勝って嬉しいのです。やはり私は阪神ファンです。すみません、川崎選手。

 

川崎

素振りする川崎選手。

川崎と小久保

川崎選手と小久保選手。

 

北京五輪では堂々と日本代表を応援します。頑張って下さい。

 

とにかく、この日は色々あって楽しめた一日でした。