昨日、話題作「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました。
何かあまり評判がよくないようなので、全く期待せずに行きました。
原作を読んでもいないので、自分のイメージと違ってガッカリするという事もなく、謎解きの部分は素直に楽しめました。
サー・リーが自家用機を出す辺りが私としては盛り上がってきた所です。そして各国を回るので、ルーブル美術館とか、ロンドンの街並みなどが見れて良かったです。教会とか綺麗でした。
友人曰く、「本と映画は別物」との事で、それはそうだなと納得しました。そういう友人は「本をどう映像化するのに興味がある」と言うので行ったのですが、原作を読んだ人からしたら満足度は低かったようです。
映画としては、盛りだくさんな内容でした。しかし、すごい宣伝の割には、そんなに・・・という印象です。きっと原作はもっと面白いんだろうなぁと思うと少し映画化がもったいなく感じてしまいます。私は原作を読んでいないので展開の早いミステリー映画だと。どんどん核心に迫る部分は、へぇーそうだったのかぁと謎解き名人の主人公達を感心しながら観ていました。
個人的にはジャン・レノの役柄が私の中の素敵なおじさん的イメージと違うものだったのでかなりショックでした。勝手に持ってるイメージですが。
トム・ハンクスは変わり者の学者な感じで、違和感なかったです。
原作のストーリーはもっと複雑なんでしょうね。映画でも、深く考えなければ原作を読んでなくてもストーリーは漠然と理解できると思います。いや理解したつもりで観るしかないかもしれません。置き去りにされて寝てしまう人が私の身の周りで結構いますが、私は最後まで寝ずに観れて良かったです。
しかし終了後、友人に「なんでルーブル美術館の館長は殺されたん?」と質問した私はやはりついていけてなかったのでしょうか。(その通り)
宗教観については、共感・理解するのがなかなか難しいです。
今はリベンジに原作を読んでみようかなと思い始めたところです。