SCREEN (スクリーン) 2006年 06月号 [雑誌]
母が図書館でSCREEN 2006年6月号を借りてきてたので読みました。
表紙はジョニー・デップですね。 ジョニー・デップが、「シザーハンズ」のあの、ハサミ人間だったと最近知った私です。だって全然違う!って俳優だから違うのは当たり前ですよねー。
特集に観たことのある映画も載っていて、「へぇー」と思ったことがいくつかありました。全然知らなかった事ばかりです。自分の無知を実感です。
映画自体も面白いんですけど、こうメイキングとか裏側を知るとさらに興味深く観れそうな気がします。
『M:i:III』
悪役デイヴィッドを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは今年第78回アカデミー賞の主演男優賞を受賞していたそうです。役者なんですねぇ。
トム・クルーズは橋の上で爆風に飛ばされて車に打ちつけられるシーンも自分でやり、そこであばら骨6本痛めたそうです。他に大変だったのは上海で365m猛ダッシュするシーン、これは6回撮り直したそうです。365mって一番しんどい距離ですよね。しかもそのダッシュの撮影前日はあのビルからの大ジャンプを撮ったそうです。まさに殺人スケジュール!
ロンドンのウェストミンスター寺院では撮影を断られたそうで、ルーブル美術館でも許可が出るか監督らは心配してたそうですが、シラク大統領が「ジャン・レノのギャラを上げて欲しい」とかいうジョークと共にバックアップを約束してくれたそうです。この映画と、ワールドカップと、シラク大統領もフランスが注目される時期で少し忙しかったのかもしれないですね。
「フライトプラン」では機長、「スタンドアップ」では主人公の友人の旦那さんを演じてたんですね。どちらも観たんですが、写真を見て「そういえば同じ顔だぁー。」と今日思いました。「サイレントヒル」にも出てたそうです。売れっ子なんだなぁと思いました。
はー、綺麗です。「スタンドアップ」は本当にいい映画でした。
生い立ちを読むとフランスとドイツのハーフで南アフリカ生まれだそうです。家庭内暴力がひどい父親を、母親が射殺したという過去をもつとのこと。影のある美しさは「スタンドアップ」にピッタリだったんですね。しかしシャーリーズ・セロンとしてはその美しさで役柄が固定されるのを嫌っているようで、今後も色々な役柄に挑戦する意向みたいです。
「Vフォー・ヴェンデッタ」では本当に坊主頭にしたそうです。私はカツラだと思ってました。失敗の許されないワンテイクで、現場は凄い緊張感だったそうです。また彼女はモロッコの砂漠を一人旅したとか。なぜ?
「トム・ヤム・クン!」のあの4分間1カットの建物を敵を倒しながら上がっていくシーン、あれは準備に1ヶ月、撮影に丸5日かかったそうです。そりゃそれ位かかりますよね。あとインタビューでアクションに苦労した点はと聞かれて「今回は関節技が特色だが、これを実際にやったら簡単に骨が折れてしまう。その危険を避けつつ、いかにも技が効いてるように見せるのが大変だった。」と述べています。
簡単に骨が折れてしまう・・・
やっぱりね・・・あれは折れるよね・・・と思いました。
現在「マッハ!2」も準備中だとか。期待して待ってます。
たまにこういう映画雑誌を読むと面白いなぁと思いました。最近は、よく映画を観てるからでしょうね。
昔(高校時代)、私はジョン・ローンが好きで図書室に購入リクエストでジョン・ローンの写真集を入れてもらった事があります。(若気の至り)
到着した本を真っ先に借りた私に司書の先生が一言、
「渋い好みねー。」
「えぇーそうですか?」
でもラスト・エンペラーは文句なしにかっこ良かったでしょ?(私だけ?)
ふと今はどうしてるのかなぁーと少し心配になりました。その頃はよく映画雑誌を読んでた気がしますねぇ。ふと思い出したのでした。
これは溥儀役の画像です。眼鏡外したらもっとかっこいいんですけど・・・。
今どんな顔になってるのか知る事ができないのが残念です。