久々東野圭吾作品を読みました。面白かったです。泣けました。
千舟さんがあぁいうお薬を持っているのは、将来への不安、恐怖、自分はもう会社にも役に立てないという思いがあったとしても、「人間全て生まれてきたら意味がある」と玲斗に怒った事と矛盾する気もします。強い女性だから、プライドとか捨てて、状況を受け入れて、のんびり余生を過ごす考えになったら腑に落ちるんですが。
でも家族のありがたさを実感しました。病院に入院する人ももう身寄りのない人が増えてきていて、そうした人は身元保証人がいなくて困るそうです。結婚、出産をしない人が増えているということは今後もそういう傾向が増えるでしょう。将来周りに迷惑をかけないよう、元気なうちから準備しておく必要があると思います。
いつものミステリーと違い、ファンタジー要素の強い作品ですが、楽しんで読めました。東野圭吾も歳をとって、なんか丸くなってきたのかなと感じました。
